母乳 栄養

母乳について知っておきたいこと

 現在では、母乳で育てるお母さんが多くいますので、母乳の良さが広く知られるようになったといえます。

 

 

母乳のメリット

 母乳のいちばんのメリットといえるのは、免疫物質が豊富なことです。ミルクを希望する場合でも、生後1週間程度は母乳を与えてあげるとよいでしょう。

 

 また母乳は、赤ちゃんにとっていつでも適温で、消化吸収が良く、新鮮で清潔です。ミルクをつくる手間もお金もかからないで、栄養バランスのとれたものを赤ちゃんに与えることができます。

 

出産後すぐは母乳がでにくいことも

 妊娠中は母乳の分泌をおさえるホルモンが出ているため、産後3日目頃までは母乳がほとんど出ないことがあります。

 

 毎日赤ちゃんに吸ってもらうことで、2週間程で母乳量が安定してきますので、焦らずにおおらかな気持ちで授乳してあげてください。

 

母乳がでなくても心配いりません

 お母さんの体質や、病気などのために母乳があげられないことも珍しくありません。母乳にはメリットもありますが、ミルクで育てても何の問題もありません。母乳が出ないときや、少ないときは、安心してミルクを与えてあげてください。

 

 

 

授乳期のお母さんの食事

 授乳期はお母さんがお産の疲労から回復する時期でもあります。お母さん自身のためにも、赤ちゃんにたっぷり母乳をあげるためにも、食事に気を配り、バランスよく栄養をとりましょう。

 

母乳がよく出るように

 母乳の出をよくするためには、良質のたんぱく質をとることが大切です。また、野菜や果物、海藻などのビタミン・ミネラルもたっぷりととるよう心がけましょう。

 

 また、授乳中は鉄分が大量に必要になります。貧血にならないよう鉄分もたっぷりととることが大切です。そして母乳の88%は水分ですから、水分も多めにとりましょう。

 

献立のポイント

 3食の栄養ができるだけ均等になることが望ましいです。また、1日に30種類以上の食品をとることが理想です。

 

 具だくさんのみそ汁やシチュー・ロールキャベツなどの汁物は、多くの食品を同時にとれるのでおすすめです。ただし、塩分は控えめにするよう注意してください。

 

 

授乳のあとによく吐いてしまうときは

 赤ちゃんの胃は大人と違ってタテ型をしているため、吐いてしまうことがよくあります。少しくらい吐いたとしても、元気でしっかり飲むようであれば心配はないです。
 ただし、毎回勢いよく吐くようであれば、病院に相談しましょう。

 

げっぷをさせる

 げっぷをしないと吐いてしまうことがあります。飲み終わったらげっぷをさせてあげましょう。げっぷをしないときは、横向きに寝かせてあげるとよいでしょう。

 

 赤ちゃんをたてに抱っこして、お母さんの胸や肩で赤ちゃんのお腹に少し圧がかかるようにした状態で、背中を優しくトントンとたたいてあげると、げっぷがしやすくなります。