赤ちゃん 沐浴

沐浴とドライテクニック

ドライテクニックってなに?

 ドライテクニックとは、生後4〜5日までは沐浴させずに、衣類の交換やおへその消毒などで赤ちゃんの清潔を保ってあげる方法です。
 赤ちゃんは産湯に入れて、きれいにしてあげるものと考えている人は驚くかもしれませんが、現在では多くの病院で取り入れられています。

 

 

ドライテクニックのメリット

 生まれたての赤ちゃんの皮膚は「胎脂」でおおわれていて、雑菌などから守られています。ドライテクニックでは、この胎脂を沐浴によって洗い流さないので、赤ちゃんの皮膚が保護されるため皮膚のトラブルが少なくなるといわれています。

 

 また、沐浴による赤ちゃんの体力消耗を防ぐことで、体重減少を最小限に抑えたり、おっぱいを吸う力を残しておいてあげることができるため、哺乳意欲が増すといわれています。

 

 そして胎脂のにおいには、母乳の分泌を促進させるはたらきもあります。ドライテクニックでは、赤ちゃんのにおいを保つことでお母さんの脳を刺激して、母乳がたくさん出る効果も期待できるのです。

 

 

はじめての沐浴

 赤ちゃんが汗をかきはじめるのは、生後4〜5日目からが一般的ですので、沐浴もこの頃からはじめましょう。
 はじめての沐浴の後は、胎脂もきれいに洗いながされてしまって細菌から皮膚を守ることができなくなりますので、毎日沐浴させてあげるようにしてください。

 

 沐浴のスタート時期は、病院の方針や分娩時の状況などによってさまざまですので、目安としてください。

 

 

お家での沐浴

 退院後は、お家で毎日沐浴させてあげてください。赤ちゃんを清潔に保つことで細菌から守ったり、からだの状態をチェックする機会でもあります。また、赤ちゃんがぐっすり眠ったり、おっぱいをたくさん飲むようにもなるからです。

 

 

沐浴をするタイミング

 沐浴のタイミングは、赤ちゃんがお腹をすいているタイミングだと泣きだしたり暴れたりしますし、満腹の状態だとおう吐することがありますので、授乳と授乳の間がベストです。
 そして、生活リズムをつくるためにも、毎日同じ時間帯に入れることが望ましいです。

 

沐浴のポイント

 赤ちゃんはおへそから感染しやすく抵抗力も弱いため、大人と同じではなく、専用のベビーバスで沐浴してあげましょう。
 場所は、必ずしもお風呂場でなくてもかまいません。広くて安全で、風の当たらない場所であれば沐浴に適しているといえます。

 

 お湯の温度は38〜40℃にして、熱すぎないか確認してから入れてあげます。お湯につかっている時間は5分以内にして、服をぬがせてから着せるまでは10分以内にしましょう。

 

からだのチェック

・ただれていないか(首・耳のうしろ・わき・背中など)
・おむつかぶれや、あせもはできていないか
・おへそは乾燥しているか